ウクライナ軍は7日、ロシアが一方的に併合した南部クリミアの黒海沿岸にある石油ターミナルへの攻撃に成功したとSNSで発表しました。

石油製品の取り扱い量としてはクリミアで最大のターミナルで、特にロシア軍の需要を満たすために使用されているとしています。

現地では火災が発生し、この地区のロシア側の当局はターミナル周辺の住民の立ち入りを禁止しました。

また、タス通信はおよそ300人の住民が避難していると伝えています。

ロシアの治安機関に近いネットメディアは、石油貯蔵施設近くで複数の爆発があったあと、火災が発生したと伝えています。

ウクライナ軍はこのところ、ロシア領内やロシアがウクライナで掌握した地域にある石油貯蔵施設などへの攻撃を強化しています。

一方、ウクライナ軍は、ロシア軍が7日の朝にかけて極超音速ミサイルだとする「キンジャール」3発を含む80以上のミサイルや無人機でウクライナ各地を攻撃したと発表し、双方の攻撃の応酬が続いています。

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