レバノン滞在の日本人など16人 自衛隊機でヨルダンに輸送

観光名所としても知られるベイルート中心部の広場や、地中海に面する海岸沿いの通りには、避難所に入れなかった多くの人々がテントを張ったり、路上で洗濯をしたりする姿もみられました。

ベイルート郊外から子どもたちと避難してきた女性は「避難して数日は路上で寝泊まりした。いまは廃虚となったホテルで暮らしている。子どもたちも家を追われているのに、私たちは見捨てられている」と話していました。

また、2人の子どもと路上での避難生活を余儀なくされている男性は「戦闘のせいで多くの人が家を追われ、生活ができなくなっている。私たちは平和に暮らしたいだけだ。早く戦闘が終わってほしい」と話していました。

さらに攻撃によって物流にも影響が出ていて、ベイルート市内の食料品店では日用品や食品の一部が品薄になっているほか、パン屋では小麦の入荷が追いつかず、空になっているたなも目立っていて、レバノン市民を取り巻く状況は日増しに厳しくなっています。

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