ロシア極東のサハリンでは、2日から3日間の日程で石油と天然ガスの開発に関するフォーラムが始まりました。

サハリン沖では、日本の政府などが出資する事業会社や、大手商社が参加する石油と天然ガスの開発プロジェクト「サハリン1」と「サハリン2」が行われています。

初日のセッションでは、サハリン州のリマレンコ知事が「サハリン2」の30周年を祝うとともに、2023年のサハリンでの石油の生産量は、2022年と比べて37%近く増加したとアピールしました。

サハリン沖での石油と天然ガス開発をめぐっては、2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、アメリカの石油大手エクソンモービルとイギリスのシェルが撤退を表明していますが、日本側は、エネルギー安全保障の観点から権益を維持する立場を示しています。

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