アメリカでは9月26日、ハリケーン「ヘリーン」が上陸し、南部のノースカロライナ州やジョージア州などで大規模な洪水や土砂崩れが相次ぎました。
ハリケーンはその後、熱帯低気圧に変わりましたが、CNNテレビによりますと、亡くなった人の数は6つの州で合わせて160人を超え、行方不明者も出ているということです。
また、アメリカ本土を襲ったハリケーンでは死者の数が過去50年間で2番目に多く、1800人以上が犠牲となった2005年の「カトリーナ」に次ぐ被害となっていて、ノースカロライナ州などでは依然として通行できない道路が数多くあり、必要な物資の配送が妨げられているということです。
ノースカロライナ州で被害にあった男性は「恐ろしいです。何も残っていません。消防士からは自宅に戻れるまでには少なくとも6か月はかかると言われました」と話していました。
バイデン大統領は被害状況を確認するため、10月2日以降、ノースカロライナ州やジョージア州などを視察することにしています。
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