上海の公安当局によりますと30日夜、上海郊外のスーパーマーケットで、男が刃物で大勢の人たちを次々と切りつけました。
被害にあった人たちは病院に搬送されましたが、このうち3人が死亡、15人がけがをしたということです。
当局は容疑者の37歳の男をその場で拘束し、初期捜査の結果として、男は個人的な経済面でのトラブルのうっぷんを晴らすために、上海に来て犯行に及んだと発表しました。
現地の日本大使館などによりますと、日本人が巻き込まれたという情報はないものの、中国各地では人の集まる場所で刃物による切りつけ事件が発生しているとして、不審者の接近などに注意し、複数で外出するなど、安全対策を取るよう注意を呼びかけています。
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