防衛省で先端技術などを装備品に生かすための研究をする「防衛イノベーション科学技術研究所」が1日、発足した。戦闘の形態を一変させるような「ブレークスルー研究」などを担う。
米国防総省がシリコンバレーに拠点を置く国防イノベーションユニット(DIU)の東京オフィスの併設も調整する。
木原稔防衛相が開所式で明らかにした。「科学技術の変化に機敏に対応し、他国に侵略や威嚇されない国力を確保することが必要だ」と訓示した。
研究所は恵比寿ガーデンプレイス(東京・渋谷)に置いた。研究の設計や管理などを担う「プログラムマネジャー」を十数人採用した。民間企業や大学の研究者などから選んだ。
潜水艦を素粒子など従来の音波以外の手段で探知する技術などが研究テーマになる。
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