中国・上海市の警察当局は1日、市内のスーパーで9月30日夜に男(37)が刃物で複数人を切りつける事件があり、3人が死亡したと発表した。ほかに15人が負傷したが、命に別条はないという。在上海日本総領事館によると、日本人に被害はなかった。
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警察の発表によると、事件は同市郊外の松江区で起きた。男はその場で取り押さえられた。男は経済的なトラブルを抱えており、上海に来て憂さを晴らそうとして犯行に及んだとみられるという。
中国では地下鉄や公園などでの刺傷事件が相次いでおり、在中国日本大使館が邦人向けに注意喚起をしている。6月以降は蘇州や深圳で日本人学校の関係者や児童が襲われる事件も起きており、不安が広がっていた。(上海=小早川遥平)
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