ダイヘンは車関連の納入実績があるシステム会社を買収する

ダイヘンは30日、米国で産業用ロボットなどのシステム構築を手がけるフォースデザイン社を10月10日付で買収すると発表した。中西部に拠点を持つ自動車産業向けに納入実績があるシステム会社を傘下に収めることで生産自動化の提案力を高め、ロボット事業で米系の自動車部品メーカーなどの顧客開拓を目指す。買収額は公表していない。

フォースデザインは1998年設立でオハイオ州に本社を構える。2023年の売上高は約5億円。ダイヘンは米国のロボット事業の売上高を26年に23年比2倍の100億円に引き上げる計画。買収によって自動車部品の溶接や搬送などの用途で顧客開拓を進めたい考えだ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。