ウクライナ北部のスムイ州の当局によりますと28日、州内の医療施設がロシア軍の無人機による2度の攻撃を受け、クリメンコ内相は、これまでに合わせて6人が死亡したほか、けが人も出ていることを明らかにしました。
2度目の攻撃は、施設から患者を避難させている最中に行われたとしています。
ロシア軍による民間施設への攻撃が相次ぐ中、アメリカを訪れていたウクライナのゼレンスキー大統領は27日、トランプ前大統領との会談について、ロシアによる軍事侵攻を終わらせるためとしてまとめた「勝利計画」を説明したとし「とても生産的で詳細な会談だった」とSNSで述べました。
ゼレンスキー大統領は、バイデン大統領との会談やニューヨークで開かれている国連総会での演説など、一連の日程を終え、帰国すると明らかにしました。
一方、ロシア側は国連総会で28日、ラブロフ外相が演説する予定で、改めてウクライナ侵攻を正当化するものとみられます。
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