G7外相会合は、日本時間の24日午前、国連総会にあわせてニューヨークで行われ、日本から上川外務大臣が出席しました。
この中では、ウクライナ情勢をめぐり、冬が近づく中でエネルギーの確保や復旧・復興のあり方を議論し、揺るぎない支援を継続していくことを確認しました。
そのうえで、ウクライナの永続的な平和を実現するため、国際社会と連携していく重要性も確認しました。
中東情勢をめぐっては、停戦に向けたアメリカなどの仲介努力を改めて支持するとともに、暴力の連鎖を絶ち、紛争が各地に拡大するのを防ぐことが喫緊の課題だとして、連携して対応していくことで一致しました。
また、上川大臣は、欧州や中東とインド太平洋の安全保障は不可分だとして、国際社会の課題にG7が結束して対応することが重要だと訴えました。
一方、これに先立ち、国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す日本、ドイツ、ブラジル、インドの4か国の外相会合が開かれ、来年の国連創設80年を見据え、アメリカやアフリカ各国とも連携しながら、安保理改革の実現に向け具体的な成果を目指すことで一致しました。
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