20日に、台湾の台北に海外初の店舗をオープンしたのは、大阪に本社がある焼き鳥チェーンの「鳥貴族」です。
開店を祝う催しで、持ち株会社の大倉忠司社長は「低価格で高い価値のあるサービスを提供できる店舗作りを続けてきた。台湾の皆さんに愛される店になれるよう尽力していきたい」とあいさつしました。
日本では、食べ物や酒類を含む飲み物を全品、税込み370円均一で販売していますが、台湾では100台湾元、日本円にしておよそ450円均一で提供し、若者や女性をターゲットにして、ことし中に3つの店舗をオープンするとしています。
日本政府観光局によりますと、8月に台湾から日本を訪れた旅行者は56万人余りと、去年の同じ月を4割以上上回り、8月としては過去最多を記録するなど、日本の文化が広く親しまれ、日本の外食チェーンが数多く進出しています。
台北の中心部には、回転ずし大手の「くら寿司」や「スシロー」などが店舗を展開していて、競争がいっそう激しくなりそうです。
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