ウクライナ大統領府は19日夜、ゼレンスキー大統領が来週、米国を訪問すると発表した。国連総会で演説をするほか、バイデン大統領に「勝利計画」を提示するという。また、次期大統領候補のハリス副大統領やトランプ前大統領、共和党、民主党の議員団とも会談する予定だとしている。
ゼレンスキー氏とトランプ氏の対面会談は、2022年2月のロシアによる全面侵攻後初めてになるとみられる。ロイター通信によると、トランプ氏は18日、会談の実現について問われ、「おそらくイエスだ」と答えたという。
2人は今年7月に電話で協議し、ウクライナ大統領府はその際、「ウクライナができるだけ早く公正な平和を取り戻すために何ができるかについて、会談をすることで合意した」と発表していた。(ロンドン=藤原学思)
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