アマゾンではコロナ禍で広がった在宅勤務制度の見直しを進め、2023年5月以降、少なくとも週に3日はオフィスに出社するよう求めていました。

こうした中、アンディ・ジャシーCEOは、16日、従業員への通達の中で「顧客やビジネスに最高のものを提供するためにコロナ発生前のようにオフィスに戻ることを決定した。過去5年間を振り返っても、オフィスに一緒にいることの利点は大きい」として、2025年1月から出社の頻度を原則、週5日に戻す考えを明らかにしました。

対面で仕事を行うほうが互いに学び合うことができ、チームの結束力を高めることにつながるなど、業務上の利点が大きいと判断したということで、アメリカのIT大手では珍しい動きです。

ただ、ここ数年は一定の在宅勤務を前提としていた従業員などもいて反発も予想されます。

現地メディアによりますと、グーグルやメタなどほかのIT大手は週に2日から3日の出社を推奨していて、アマゾンの今回の動きがどのような影響を与えるかも注目されます。

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