ロシア安全保障会議の発表によりますと、前の国防相で現在は安全保障会議の書記を務めるショイグ氏が率いる代表団が13日、北朝鮮の首都ピョンヤンを訪問しキム・ジョンウン総書記と会談しました。

ショイグ氏は北朝鮮側と2国間関係や国際的な議題について意見を交わしたということで、ことし6月にプーチン大統領が北朝鮮を公式訪問した際に締結した有事の際の軍事的な支援などを明記した包括的戦略パートナーシップ条約の履行に貢献するものだとしています。

一方、北朝鮮は去年9月にロシア極東の宇宙基地で行われた首脳会談から13日で1年となるのにあわせて外務次官の談話を発表しました。

この中では「戦略的パートナーであるロシアと各分野にわたって連帯し、両国関係を永続的に発展させることが確固不動の立場だ」としてさらなる関係強化の方針を強調しました。

北朝鮮は、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに砲弾などを供与し、その見返りに軍事技術やエネルギーなどの支援を求めているとアメリカなどから指摘されています。

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