ロシアのショイグ安全保障会議書記は13日、北朝鮮の首都平壌で金正恩(キム・ジョンウン)総書記と会談した。軍事面で連携を強める2国間の議題について意見交換したもようだ。
ロシア安全保障会議の発表によると、ショイグ氏の訪問は戦略的対話の一環で「2国間および国際的な問題」について議論したという。
ロシアは北朝鮮から弾薬などの提供を受け、侵略するウクライナの前線で使用しているとみられる。兵器の取引などが議題となった可能性がある。
ロシアのプーチン大統領は6月、2000年以来24年ぶりに訪朝し金正恩氏と首脳会談を開催した。軍事や経済に関する「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結した。金正恩氏は首脳会談でロシアのウクライナ侵略を改めて支持する考えを示していた。
ショイグ氏は国防相だった23年7月にも北朝鮮を訪問し、金正恩氏と会談していた。
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