キャンベル米国務副長官=AP

【ソウル=共同】キャンベル米国務副長官はワシントンのシンクタンク、ハドソン研究所での24日の講演で、岸田文雄首相と韓国の尹錫悦大統領が、歴史問題を乗り越え両国関係を改善させたとして「ノーベル平和賞を共同受賞しなければいけない」と述べた。韓国大統領府が25日、記者団に明らかにした。

キャンベル氏は日米韓3カ国の協力を強化することも訴えた。

尹政権は昨年3月、元徴用工訴訟問題で日本企業の賠償金支払いを韓国政府傘下の財団に肩代わりさせる解決策を発表。日本側は歓迎し、両国の政府間関係が改善した。

【関連記事】

  • ・日米韓「同盟」で市場けん制 円・ウォン安に異例の声明
  • ・日韓首脳が電話協議 岸田首相の訪米結果を共有

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。