ウクライナ軍は7日、各地で無人機67機による攻撃を受けたと発表するなどロシア軍の空からの攻撃が続いています。

地元の知事などによりますと、東部のドネツク州やドニプロペトロウシク州では、住宅などが攻撃され、合わせて4人が死亡したということです。

また、首都キーウではウクライナの議会にあたる最高会議の建物の敷地内に撃墜された無人機の破片が複数落下するなど被害が出ています。

一方、アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は6日、アメリカやヨーロッパの複数の当局者の話として、イランがロシアに短距離弾道ミサイルを提供していると伝えました。

イランからのミサイルをめぐっては、ロイター通信が先月、ヨーロッパの情報機関の話として数百発のミサイルをロシアが受け取る可能性があると伝えています。

ロシアはイランとの関係を強化していて、これまでにも自爆型の無人機をイランから受け取ってきたとみられているほか、イラン製を基にするなどして、ロシア国内での無人機の製造拡大を図っています。

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