イタリア・ローマの街なかにある「トレビの泉」は、泉に背を向けてコインを投げ込むと、再びローマを訪れることができるという言い伝えで知られる人気の観光名所です。

ロイター通信や地元メディアによりますと、ローマ市は「トレビの泉」の観光について事前予約制にするとしています。

これは増えすぎた観光客対策として行われるもので、観光客を対象に、1から2ユーロ、日本円で150円から300円程度の入場料を徴収することも検討しています。

ローマ市長は、地元メディアの取材に対し、「トレビの泉」について「管理することが難しくなってきている」とした上で、一連の規制については「実現の可能性がとても高い」と話しています。

観光客の著しい増加が観光地に負荷を与える「オーバーツーリズム」をめぐっては、イタリアのベネチアでも日帰りの観光客を対象に入場料を徴収する試験が行われていました。

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