負傷したワイン党首(3日)=ロイター

【ナイロビ=共同】東アフリカ・ウガンダの最大野党「国民統一プラットフォーム」は3日、ボビ・ワイン党首が首都カンパラ郊外での活動中に治安部隊と衝突し、脚を撃たれて負傷したと発表した。AP通信が報じた。ワイン氏は人気歌手から政界に転じ、40年近い長期政権を維持するムセベニ大統領の有力な対抗馬と目されている。

APによると、野党側は治安部隊がワイン氏の「命を狙った」と訴えた。治安当局は、ワイン氏らの路上行進を阻止する要員と「口論になった際に負傷した」と主張している。

2021年の大統領選では約59%を得票したムセベニ氏に対し、ワイン氏は約35%で次点だった。ワイン氏はたびたび拘束され、国外からも選挙の正当性を疑問視する声が上がった。

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