【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(9月1日の動き)

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ロシアとウクライナ 双方の攻撃の応酬激化

ロシア国防省は1日、ウクライナ軍の無人機あわせて171機を撃墜したと主張しました。

ロシアメディアなどによりますと、モスクワ州の発電所や製油所、それに、ロシア北西部トベリ州の発電所のあわせて3か所が攻撃されたということです。

被害の程度は明らかになっていませんがロイター通信は、製油所とみられる建物から炎とともに煙が高く上る様子をとらえた映像を伝えています。

一方、ウクライナ内務省は1日、ロシア軍によるミサイル攻撃で東部ハルキウ州の民間の施設が被害を受け、こども7人を含む47人がけがをしたとSNSに投稿しました。

ゼレンスキー大統領は現地で撮影されたとみられる映像を投稿し、建物から激しく火の手があがり、がれきの中で消火活動が続いている様子が分かります。

双方による攻撃の応酬が激しさを増す中、ロシア国営のタス通信はロシア外務省のリャプコフ次官が「核ドクトリン」と呼ばれる核兵器の使用条件について、最近の戦闘や欧米の行動の分析をもとに変更すると述べたと伝えました。

ウクライナへの支援を続ける欧米側を強くけん制した形です。

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