【モスクワ=共同】タス通信によると、ロシア非常事態省の当局者は1日、極東カムチャツカ地方で8月31日以降、消息を絶っていたヘリコプターが墜落しているのを上空から確認したと明らかにした。乗客19人と乗員3人が搭乗していたが、機体は激しく損壊し、生存者はいないとみられる。

地元当局者は濃霧による視界不良でヘリが丘の中腹に墜落したとして、乗員のミスが原因との見方を示した。ヘリは標高980メートルの地点で発見された。

ヘリはカムチャツカ半島南部のワチカジェツ火山の周辺から飛び立った直後にレーダーから機影が消え、悪天候で捜索が難航していた。非常事態省によると、搭乗者名簿に日本人とみられる乗客はいない。

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