イスラエルとハマスの間では停戦と人質の解放に向けた協議が続いていますが、双方の立場の隔たりは大きく協議は難航しています。
こうしたなか、息子のハーシュさんが人質になっているレイチェル・ゴールドバーグポリンさんが28日、エルサレムでNHKの取材に応じました。
ゴールドバーグポリンさん “一刻も早く合意実現を”
ゴールドバーグポリンさんは「残る108人の人質を解放し、ガザ地区の罪のない人々の苦しみを終わらせるためにも合意を実現すべきだ」として一刻も早く停戦と人質の解放を実現すべきだと訴えました。
そのうえで、難航している協議については「悲観的にはなっておらず、希望は失っていません。それぞれの指導者が人々のために正しい行動をとることを願います。そのためには妥協も必要です」と述べ、イスラエルとハマスの双方が要求の一部を取り下げてでも、合意すべきだと主張しました。
また、人質の解放という願いを込めて今月に入ってから千羽鶴を折っていると明かしたうえで、日本からもSNSを通じて支援のメッセージが寄せられているということで「温かい支援のメッセージを送ってくれる日本の皆さんに感謝したいです」と話していました。
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