自民党の二階・元幹事長が会長を務める日中友好議員連盟のメンバーは28日夜、中国の王毅外相との会談と夕食会に臨みました。

この中で、双方は▽8月26日に中国軍機が、日本の領空を侵犯したことや、▽中国が、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出を受け、日本産水産物の輸入を停止する措置をとっていること、それに、▽日本人がスパイ容疑で拘束されている問題など、日中間の懸案について、意見を交わしました。

その上で、日中間にはさまざまな懸案や意見の相違があるものの、対話の継続が重要で、若手議員の中国訪問など、特に若い世代の交流を進めていくべきだとの考えで一致しました。

二階元幹事長らは29日帰国する予定です。

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