訓練は、今月19日から29日までの日程で行われているアメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習にあわせて実施されました。
22日は韓国政府が朝鮮半島有事の際の空襲を想定した避難訓練を各地で行い、首都・ソウルの中心部では訓練開始時刻の午後2時にサイレンが鳴ると指定された一部の道路で信号が点滅しおよそ5分間、通行が規制されました。
そして、訓練に参加した市民も避難施設に指定されている地下鉄の駅などに移動し、避難の手順などを確認していました。
訓練で地下鉄の駅に避難した40代の女性は「このような訓練を地道にすることが、いざというときの役に立つと思います」と話していました。
韓国政府は今回の米韓合同軍事演習の期間中、初めて、北朝鮮による核の使用を具体的に想定し、対応を確認する訓練を行うとしていて、有事への備えを強化する方針です。
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