停戦に向けた協議は難航か

ガザ地区の保健当局は、21日までに4万223人が死亡したと発表しています。

犠牲者の増加に歯止めがかからないなか、ガザ地区での停戦と人質の解放に向けた協議が仲介国のエジプトで22日と23日に行われると報じられています。

ただ、AP通信はエジプト当局者の話として、アメリカが提示した新たな提案はイスラエル軍のガザ地区からの撤退について不明瞭な点があり、「これではエジプトもハマスも受け入れることはできない」という懐疑的な声があがっていると伝えていて、協議は難航が予想されます。

避難民のテントがイスラエル軍に空爆される

南部ハンユニスでは避難民のテントがイスラエル軍に空爆され複数の死者が出ていると伝えられていて、NHKガザ事務所が撮影した映像にはけが人が病院に運び込まれる様子や遺体を前に涙を流す人々の姿が写されています。

イスラエル軍 UNRWAが運営する学校を空爆

イスラエル軍は21日、ガザ地区北部のガザ市にあるUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関が運営する学校を空爆したと発表しました。

ハマスが拠点として使い、戦闘員が潜伏していたことを理由にあげ、民間人の被害を減らす措置をとったなどと主張しています。

地元メディアなどによりますと空爆によってこれまでに学校に避難していた住民少なくとも5人が死亡し、けが人もでているということです。

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