【ワシントン=共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は20日、フィリピンのアニョ国家安全保障補佐官と電話協議した。サリバン氏は、南シナ海のフィリピンの排他的経済水域(EEZ)で19日に、中国海警局の船がフィリピン沿岸警備隊の巡視船に故意に衝突したとして、中国を非難した。
両氏は米比同盟の強化が「歴史的な勢い」で進んでいるとの認識を共有。サリバン氏は、米比相互防衛条約が定めたフィリピン防衛義務を米国は果たすと強調し、中国をけん制した。
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