インドネシアのジョコ大統領㊨はプラボウォ次期大統領(手前㊧)との結束強化を狙う=ロイター

【ジャカルタ=共同】インドネシアのジョコ大統領は19日、自身が所属する与党第1党闘争民主党出身の大臣らの交代を発表した。新たに任命された3閣僚は、10月に大統領に就任するプラボウォ国防相と関係が近く、退任を控えるジョコ氏はプラボウォ氏との結束強化を狙う。3閣僚とも即日就任した。

商工会議所の前会頭で、2月の大統領選でプラボウォ氏陣営のキャンペーンを率いたロサン・ルスラニ氏が投資相に就任。陣営幹部で投資相だったバフリル・ラハダリア氏がエネルギー・鉱物資源相に横滑りした。

法務・人権相には、闘争民主党のヤソンナ・ラオリ氏に代わり、プラボウォ氏が率いるグリンドラ党のスプラトマン・アンディ・アグタス議員を登用した。

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