【北京=共同】中国の李強(リー・チャン)首相は18日、北京で南太平洋フィジーのランブカ首相と会談した。李氏は「フィジーは地域の最も重要なパートナーの一つ」だと強調し、両国の実務協力を新たなレベルに高めたいと述べた。両首相は会談後、貿易やインフラ建設などに関する協力文書の調印に立ち会った。国営通信新華社が伝えた。
中国は経済援助を武器に、太平洋島しょ国で影響力を拡大。2022年にソロモン諸島と安全保障協定を結ぶなど、協力を安保分野にも広げたい考えだ。
ランブカ氏は12日から21日までの日程で訪中。習近平(シー・ジンピン)国家主席とも会談する予定。
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