李氏は69歳。

新聞記者を経て、台北市議会議員を2期務めたあと、2000年代に民進党の幹事長に当たる秘書長や閣僚の内政部長として当時の陳水扁総統を支えました。

その後、蔡英文政権の時期には、公務員の採用などをつかさどる考試院の副院長や、総統府の上級顧問に当たる資政を務めました。

関係者によりますと、李氏は日本語もできるということです。

台湾外交部は、李氏について「長く公職で貢献し、キャリアは豊富だ」としたうえで「李氏の指揮のもとで台湾と日本の関係は全面的に深まるだろう」とコメントしています。

前任の駐日代表の謝長廷氏はすでに退任して総統府の資政に就いていて、台湾のメディアなどによりますと李氏は9月ごろ着任する見通しです。

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