選挙集会で銃撃されたトランプ前米大統領の警備態勢の強化が課題となっている=AP

【ワシントン=共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は15日、大統領警護隊(シークレットサービス)が、大統領選の共和党候補トランプ前大統領の屋外集会では舞台で防弾ガラスを使用するとした新たな警備計画を承認したと報じた。

トランプ氏は7月13日、東部ペンシルベニア州バトラーの選挙集会で銃撃され、右耳を負傷して以降、集会を屋内で実施しており、屋外での警備態勢強化が課題となっていた。

トランプ氏は今月12日、実業家イーロン・マスク氏とX(旧ツイッター)で対談した際、バトラーに「10月に戻る」と述べた。11月5日の投開票前に再訪し、事件に屈しない姿を支持者に示して自身への投票を呼びかける狙いとみられる。

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