イスラエル軍によりますと、ガザ地区では、ハマスによって115人の人質が捕らえられています。
イスラエルのテルアビブでは、15日、ガザ地区の停戦と人質の解放に向けた協議が始まったのに合わせて、人質の家族や知人などでつくる団体の呼びかけで集会が開かれ、地元メディアによりますと数千人が集まりました。
参加した人たちは、「いますぐ人質解放の合意を」などと書かれたプラカードを掲げて市中心部をデモ行進し、イスラエルのネタニヤフ政権に対して、これまで停滞していた協議を進展させるよう訴えました。
いとこが人質となっているという女性は涙を浮かべながら、「人質たちが早く私たちのもとへ生きて帰ってくることを望む。最大の不安は協議が失敗に終わることだ」と話していました。
また、教え子が人質になっているという70代の教師の女性は、「今回の協議は最後のチャンスかもしれない。ネタニヤフ首相には合意を実現させて欲しい。あれから10か月が過ぎても人質が解放されないことに強い怒りを覚える」と話していました。
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