水原元通訳は違法なスポーツ賭博による巨額の借金の返済のため大谷選手の口座から1700万ドル近く日本円でおよそ25億円を不正に送金したなどとして銀行詐欺の罪などで起訴され、罪を認めていて、10月に量刑が言い渡される予定です。
これに関連して水原元通訳に多額の送金をさせていたとされ、違法なスポーツ賭博の運営など3つの罪で起訴された胴元のマシュー・ボウヤー被告(49)が9日、ロサンゼルス近郊の裁判所に出廷しました。
法廷でボウヤー被告は「私は違法なギャンブルを運営し、他人の口座を通じて資金を洗浄していた」と述べ、起訴内容を認めました。
検察の調べによりますと、去年10月まで少なくとも5年にわたって違法賭博を運営し、多いときで700人以上の顧客を抱えていたということです。
法廷を出たあと、ボウヤー被告の弁護士は報道陣に対し「ボウヤー氏はようやく自分の行動の責任を受け入れることができ、安どしている」と述べました。
ボウヤー被告に対する量刑は来年2月に言い渡される予定です。
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