ことし4月、タイの首都バンコク近郊で切断された遺体の一部が袋に入った状態で見つかったほか銃で撃たれたとみられる穴があいた頭の骨なども発見されました。
警察の調べで遺体は椛島良介さん(47)であることがわかり、タイの警察は加藤拓也容疑者(50)と鈴木浩斗容疑者(28)の2人について殺人などの疑いで逮捕状を取って行方を追っていました。
その後、国境を越えて隣国ラオスに逃げ込んだ2人は6月、首都ビエンチャンで地元の警察に拘束されて、9日、タイ側に引き渡され、タイの警察が2人を殺人などの疑いで逮捕しました。
タイの警察署に到着した2人は取材陣の質問には答えず、警察の施設に入り、取り調べを受けていました。
タイの警察によりますと、2人の日本人の容疑者と亡くなった椛島さんは、いずれも特殊詐欺グループのメンバーで、何らかのトラブルがあったとみられるということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べることにしています。
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