中国の自動車メーカーなどでつくる「自動車工業協会」によりますと、7月の新車の販売台数は、輸出も含めて226万2000台となり、去年の同じ月と比べて5.2%減りました。

減少は2か月連続で、中国の消費者の間で節約志向が強まる中、国内の販売台数が去年の同じ月と比べて10.1%減ったことが主な要因です。

一方、EVなどの「新エネルギー車」の販売は、去年の同じ月と比べて27%のプラスと堅調で、販売台数に占める新エネルギー車の割合は43.8%となりました。

また、ガソリン車も含めた全体の輸出台数は46万9000台と、去年の同じ月と比べて19.6%増え、輸出が新車販売をけん引する形となっています。

ただ、中国製EVの輸出をめぐって、
▽EU=ヨーロッパ連合が暫定的に最大37.6%の関税の上乗せに踏み切ったほか
▽アメリカのバイデン政権も関税の大幅な引き上げを発表していて
先行きに不透明感が広がっています。

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