目次
-
仏マクロン大統領 イラン側に自制求める
-
イスラエル軍 ガザ地区北部の2つの学校へ空爆
仏マクロン大統領 イラン側に自制求める
ガザ地区でイスラエルとの戦闘を続けるハマスのハニーヤ最高幹部が、先月31日、訪問先のイランで殺害され、イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を宣言し、イランの支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラも、幹部を殺害された報復を行うとしています。
こうした中、各国の外交努力が続いていて、フランスのマクロン大統領は、7日に行われたイランのペゼシュキアン大統領との電話会談で、地域の緊張の高まりに懸念を示しイラン側に自制を求めました。
これに対し、ペゼシュキアン大統領は、「自国の利益と安全に対する攻撃に直面すれば、決して沈黙を守ることはない」と述べ、あくまで報復を行う姿勢を示しました。
イスラエル軍 ガザ地区北部の2つの学校へ空爆
イスラエル軍は8日、ハマスの拠点として使われているとして、ガザ地区北部にある2つの学校への空爆を行ったと発表しました。
イスラエル軍は、事前に住民への被害を軽減する対応を取ったと主張していますが、地元メディアは、避難者が身を寄せていたこれらの学校への空爆や、南部ハンユニスの住宅への攻撃によって少なくとも29人が死亡したと伝えています。
イスラエル軍は、さらに、ハンユニスで、ハマスによるロケット弾の攻撃に対応する必要があるとして、一部地域の住民に直ちに退避するよう通告し、攻撃を強める構えをみせています。
ガザ地区の保健当局は、イスラエルの攻撃によって、これまでに3万9699人が死亡したとしていて、犠牲者は増え続けています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。