ウクライナ北部スムイ州の検察当局は27日、ロシア軍が国境に近い街への砲撃を行い、子どもを含む10人以上がけがをし、このうち14歳の少年が死亡したと発表しました。
一方、複数のウクライナメディアは、軍の情報総局の関係者の話としてウクライナ軍が、無人機を使ってロシア北部や南部などにある複数の航空基地を攻撃したと27日、伝えました。
ロシア北部のムルマンスク州にある基地に対しては巡航ミサイルを搭載できる爆撃機ツポレフ22M3にも攻撃を加えたとしています。
ウクライナのメディア、キーウ・インディペンデントは「ウクライナは、欧米からの長距離兵器をロシア領内に向けて発射する許可が得られない中、国産の無人機を使った攻撃を行っている」と伝えています。
さらに、ウクライナ軍の参謀本部は26日、ロシアが一方的に併合している南部クリミアにあるサキ航空基地を攻撃したと発表しました。
この基地は「ウクライナへの空爆などに使用される基地の1つだ」としていて、ウクライナ側は、ロシアの航空戦力に打撃を与えるための作戦を続けています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。