防衛省は北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたと22日午後3時3分に発表しました。

発射されたものはすでに落下したとみられるということです。

防衛省関係者によりますと、落下したのは日本のEEZ=排他的経済水域の外側とみられるということです。

北朝鮮がことしになって弾道ミサイルや、弾道ミサイルの可能性があるものを発射したのは、今月2日以来で4回目です。

防衛省が情報収集を進めるとともに警戒と監視を続けています。

岸田首相 国民に対し迅速・的確な情報提供など指示

北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたことを受けて、岸田総理大臣は
▽情報の収集と分析に全力を挙げ 国民に対し、迅速・的確な情報提供を行うこと
▽航空機や船舶などの安全確認を徹底すること
それに
▽不測の事態に備え、万全の態勢をとることを指示しました。

政府 官邸対策室に緊急参集チーム招集

政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室に関係省庁の担当者をメンバーとする緊急参集チームを招集し、情報の収集と被害の確認などにあたっています。

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