【ワシントン=赤木俊介】米CNNテレビは16日、米当局がここ数週間でトランプ前大統領を狙ったイラン政府による暗殺計画の情報を入手し、シークレットサービス(大統領警護隊)の警備体制を強化していたと報じた。13日に東部ペンシルベニア州の集会でトランプ氏を銃撃したトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)との接点はないという。
CNNは複数の政府関係者の話として報じた。米国家安全保障会議(NSC)が暗殺計画の情報を直接、シークレットサービスに伝えた。シークレットサービスは事件が発生する以前からすでにトランプ陣営へ情報を共有していた。警備を強化していたはずのさなかに銃撃事件が発生しており、シークレットサービスへの批判がさらに強まりそうだ。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。