パリオリンピックに出場するサッカー男子の日本代表は、フランス南部のマルモールで事前合宿を行っていて、17日には本番前最後の強化試合として地元、フランスと対戦します。
16日は、前日練習が行われ、日本は18人のメンバー全員が顔をそろえて最終調整を行いました。
練習は冒頭の15分が公開され、今大会でもキャプテンを務めることになった藤田譲瑠チマ選手やフォワードの細谷真大選手などがリラックスした表情でランニングしたあとパス回しの練習などで汗を流していました。
日本はフランスとの強化試合を経て、24日に行われる予選リーグの初戦でパラグアイと対戦します。
細谷選手「しっかり勝って五輪に臨みたい」
直前までJリーグの試合に出場し16日から練習に合流したエースストライカーの細谷真大選手は、「気候も暑いが日本との差はあまり感じていない。フランスは身体能力が高く、開催国でもあり、レベルの高いチームだ。そういう相手と本番前に戦えることは大きいので、チームのために走ってゴールを決めて、しっかり勝ってオリンピックに臨みたい」と意気込みを話していました。
大岩監督「明るい表情見られ少し安心」
大岩剛監督は、18人のメンバー全員がそろって行ったこの日の練習について、「夜中に到着した選手もいたが、比較的明るい表情が見られたので少し安心した」と話しました。
そのうえで本番前最後の試合となる17日のフランス戦に向けては「早くに合流した海外組と直前の合流となった国内組の選手がいるので、しっかりと全員のコンディションを合わせつつ、初戦のパラグアイ戦に向けて、やるべきことを再確認したい」と話しました。
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