アメリカのメディアによりますと秋のアメリカ大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領に対し、選挙戦からの撤退を公然と求める民主党の議員は上院では1人、下院では18人と増え続けています。
こうした中、民主党の議会下院トップのジェフリーズ院内総務は12日、声明を発表し、前日の11日夜にバイデン大統領と面会したと明らかにしました。
ジェフリーズ氏はこれまで議員からバイデン大統領への懸念の聞き取りを続けていて、発表によりますとジェフリーズ氏は「議員たちから共有された今後の道筋についての幅広い意見や心のこもった見方、それぞれが出した結論をバイデン大統領に直接伝えた」としています。
バイデン大統領がどのように応じたかは明らかにされていません。
バイデン大統領は12日にも激戦州の1つである中西部ミシガン州で選挙集会に出席するほか、週明けの15日にはNBCテレビのインタビューに応じることになっていて、引き続き事態の推移が注目されています。
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