G7=主要7か国の外相会合に出席するため、イタリアを訪れていたブリンケン国務長官は19日、記者会見を行いました。
この中で、ブリンケン長官はウクライナ情勢をめぐり「ロシアの防衛産業に最も貢献しているのは現時点では中国だ」と述べ、中国が半導体など軍事転用可能な物資を供与し、制裁や輸出規制で落ち込んでいたロシアの防衛産業の再建を手助けしていると指摘しました。
その上で、ブリンケン長官は「中国はヨーロッパの国々と友好関係を築きたいと言いながら、同時に、ヨーロッパの安全保障にとって冷戦終結以降、最大の脅威をあおることはできない」と批判しました。
ブリンケン長官は近く、中国を訪れる予定で、直接、懸念を伝えることにしています。
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