アメリカのニューヨークを訪れているポーランドのドゥダ大統領は17日、マンハッタン中心部にある「トランプ・タワー」でトランプ前大統領と面会しました。

面会に先立ってドゥダ大統領はメディアの取材に対し「面会は私的なものだ」と話していました。

トランプ氏の陣営は声明を出し、両者の面会は2時間半にわたったとした上で「NATO=北大西洋条約機構の加盟各国が国防費をGDP=国内総生産の3%にするというドゥダ大統領の提案について話し合った」とし、ウクライナや中東情勢についても意見を交わしたとしています。

秋のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が返り咲きを目指す中、今月8日にはイギリスのキャメロン外相も南部フロリダ州でトランプ氏と面会していて、トランプ氏が再び大統領に就任する可能性を視野に入れたとみられる動きが相次いでいます。

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