韓国軍合同参謀本部は11日、韓国中部・鉄原付近の軍事境界線で9日午後0時半ごろ、北朝鮮軍人が韓国側に一時的に入ったため、警告放送と警告射撃をしたことを明らかにした。北朝鮮軍人は数十人で何らかの作業中だったとみられ、韓国軍の対応後、すぐ北朝鮮側に戻ったという。

 南北朝鮮間では、韓国の市民団体が北朝鮮の体制批判のビラを風船で飛ばしたことを発端に対立が強まり、韓国軍が6年ぶりに軍事宣伝放送を再開するなど緊張が高まっている。

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