イスラエル軍は6日、ガザ地区中部ヌセイラトの国連機関の学校へ空爆を行い、複数のハマスの戦闘員を殺害したと発表しました。
イスラエル軍はこの学校にあったイスラム組織ハマスの拠点を精密に攻撃し、空爆の前には民間人の犠牲を減らすための措置をとったと主張しています。
これに対し、ガザ地区の地元当局は学校には多くの人が身を寄せていて、40人が死亡したと攻撃を非難しています。
一方、イスラエルとハマスの間の停戦と人質解放に向けた新たな提案をめぐって、アメリカのニュースサイト、アクシオスは5日、ハマスと仲介国のカタールとエジプトが協議をしたと報じています。
ハマス側はまだ提案に対する正式な回答をしておらず、追加の協議が行われる見通しだとしています。
ただ、イスラエルメディアはガラント国防相が「ハマスとの交渉は攻撃の中でのみ行われる」と述べたと伝えていて、イスラエル側としてはハマスへの軍事的な圧力を強める姿勢を崩しておらず、停戦に向けた見通しは不透明なままです。
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