佳子さまは、現地時間の28日、着物姿で首都アテネにある大統領府を訪ね、サケラロプル大統領を表敬訪問されました。
大統領が「外交関係樹立125周年と日本・ギリシャ文化観光年を契機として、両国間の絆がさらに強化されることを願っております」と述べると、佳子さまは「温かくお迎えいただいておりますことに心から感謝申し上げます」と述べられました。
また、佳子さまは、この前日、現地時間の27日に、近隣のサラミナ島にある17世紀に建立された女子修道院を視察されました。
到着した際、島の伝統的な衣装に身を包んだ女性たちからフラワーシャワーの歓迎を受けると、笑顔を見せられていました。
この修道院の壁画は、日本とギリシャが共同で修復したもので、佳子さまは、天井まで続く壁画を見上げて、「すごく広く感じますね」とか「上にいくにつれてどんどん細かく、すごく丁寧に書き込まれているのですね」などと話されていました。
修復プロジェクトを主導し、今回の視察にも立ち会った、共立女子大学の木戸雅子名誉教授は、「佳子さまは、すごくきれいだと何度も話されていました。そして、真っ黒だった壁画がこんなにきれいになって、信者の方が喜ばれたというのが、とてもよくわかりましたと、おっしゃっていました」と話していました。
佳子さまは、現地時間の29日からイタリアやアルバニアに近い北西部の島に滞在し、日本とギリシャの外交関係樹立125周年などを記念する公式行事などに臨まれます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。