ニューヨーク株式市場では、インフレへの懸念が和らいで、FRB=連邦準備制度理事会が利下げを始める時期が早まるとの観測が広がっていて、17日は、景気の先行きへの期待から、取り引き終了にかけて買い注文が増える展開となりました。

このため、ダウ平均株価の終値は、前日に比べて134ドル21セント高い、4万3ドル59セントと、終値で初めて4万ドルを超え、史上最高値を更新しました。

市場関係者は「投資家の間では、生成AI向けの半導体を手がけるエヌビディアが来週22日に発表する決算の内容に関心が集まっている。物価の動向やAI需要への期待が今後も株価を左右しそうだ」と話しています。

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