国連の報道官によりますと、攻撃を受けた車両はラファにある病院へ向かう途中だったということで、国籍は明らかにしなかったものの死亡したのは現地で雇用されたパレスチナ人スタッフではなく国際スタッフだとしています。
去年10月に戦闘が始まって以降国連の国際スタッフが犠牲になったのは初めてだということです。
グテーレス事務総長は声明で、全面的な調査を求めるとした上で「ガザでの紛争が、民間人だけでなく人道支援スタッフにも大きな犠牲をもたらし続けている中、人道目的の即時停戦とすべての人質の解放を改めて求める」と呼びかけました。
イスラエルメディアは、車両はラファ検問所近くで銃撃され、1人が死亡し、1人が重傷を負ったとした上で状況についてイスラエル軍が調査中で、誰が銃撃したかは明らかになっていないと伝えています。
一方、イスラム組織ハマスは「イスラエルは、国連の旗とマークをつけた車に乗っていた男性と女性を銃撃した。イスラエルとアメリカがすべての責任を負っている」として、イスラエル軍による銃撃だと主張しているということです。
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