KRAFTONは2024年8月12日,2024年上半期及び2024年第2四半期の業績を発表した。

 2024年上半期の売上高は1兆3729億ウォン(約1373億円,前年同期比48.3%増),営業利益は6426億ウォン(約643億円,同55.0%増)を記録。
 また,第2四半期の売上高は7070億ウォン(約707億円,同82.7%増),営業利益も3321億ウォン(約332億円,同152.6%増)となり,第1四半期に続き,過去最高の四半期売上高を更新した


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KRAFTON,「PUBG」の人気によって2023年の売上高が過去最高となる1兆9106億ウォンを達成。2024年から毎年新作をリリースする方針も発表

 KRAFTONは本日,2023年の年間および第4四半期実績に関する決算説明会を実施した。2023年の売上高は過去最高となる1兆9106億ウォンを記録。「PUBG」の売上が前年比37%増を達成したことや,インドでサービスを再開した「BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA」の急回復が好決算につながった。

[2024/02/08 18:26]
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 また,同社の看板タイトル「PUBG: BATTLEGROUNDS」(PC / PS4 / Xbox One)は,「Erangel Classic」マップサービス(参考記事)や,NewJeansとのコラボ(参考記事)を中心に,月間アクティブユーザー数が前年同期比40%増,課金ユーザーも2倍以上に増えたとしている。


 ほか,新作タイトル「Dark and Darker Mobile」「inZOI」の年内リリースや,Tango Gameworksの事業継承の実施,「BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA」を通じたインド現地でのパブリッシング事業などをはじめ,株式投資や新規IP発掘を加速していく予定だ。

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「Hi-Fi RUSH」を手掛けたTango Gameworksの事業を,KRAFTONが継承へ。IP拡大に向けた開発,新たなプロジェクトへの着手も行われる

 KRAFTONは本日(2024年8月12日),かつてゼニマックス・アジア傘下のデベロッパだったTango Gameworksの事業を継承したことを発表した。KRAFTONによると,これからはTango Gameworksの法人化を行い,開発人材の雇用承継を進めていく予定とのこと。

[2024/08/12 09:00]
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KRAFTONのPUBG STUDIOSの新作は,1億ドル規模のAAAゲームであることが判明

 KRAFTON傘下のPUBG STUDIOSが,1億ドル(約158億円)の予算と70人以上のチームでAAA規模の新作を開発していることが判明した。情報の出どころは,最近まで同スタジオでリードプロデューサーを務めていたFlash Kowaleski氏のLinkedInページだ。

[2024/07/24 12:23]
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[インタビュー]「PUBGだけでないKRAFTON」を目指して。「Dark and Darker」から新作RPGまで,KRAFTONがついにグローバル制覇のために動き出す

 PUBGといえばKRAFTON,KRAFTONといえばPUBG。それくらい強いイメージでPUBGと結びついていたKRAFTONだが,今年のG-STARを見る限りは,ついにそこから拡大していくようだ。このあと何をしようとしているのか,ちょっとだけ聞いてみよう。

[2023/12/07 12:00]
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 詳細は下記リリース文を確認してほしい。


<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


KRAFTON、2024年上半期は過去最高の売上高1兆3,729億ウォンを達成
-上半期は、売上高1兆3,729億ウォン、営業利益6,426億ウォン、当期純利益6,900億ウォン
-第2四半期は、売上高7,070億ウォン、営業利益3,321億ウォン、当期純利益3,414億ウォン
-今後も主力IP事業の拡大と積極的な投資による成長性の高いIPの発掘を継続していく方針


(株)KRAFTON(代表取締役 キム・チャンハン)は8月12日、2024年上半期及び2024年第2四半期の業績を発表しました。
KRAFTONは韓国採択国際会計基準(K-IFRS)に基づき、2024年上半期の売上高は1兆3,729億ウォン、営業利益は6,426億ウォンの成果を記録しました。
売上高は前年同期比48.3%増、営業利益は55.0%増となり、売上と営業利益ともに半期ベースで過去最高実績となりました。
また、第2四半期の売上高は7,070億ウォンで第1四半期に続き、過去最高の四半期売上高を更新し、営業利益も3,321億ウォンとなりました。前年同期比ではそれぞれ82.7%増、152.6%増となっています。

KRAFTONは、“PUBG: BATTLEGROUNDS IP”を活用した様々なライブサービスを通じて、売上やトラフィック等で堅固な成長を維持しています。また、『ダークアンドダーカーモバイル』、『inZOI』等の主要な開発タイトルの完成度を高めることや、新規IP発掘を目的としたゲームスタジオへの出資を上半期に11件を実施しています。

2024年上半期の主な成果

“PUBG: BATTLEGROUNDS IP”は、マップの更新やコラボレーション等の多様なコンテンツを通じて世界中のユーザーから好評を博しており、その結果、前年同期と比較してトラフィックが増加し、販売効率が向上しました。

『PUBG: BATTLEGROUNDS』PC/コンソール版は、「Erangel Classic」マップサービスと『NewJeans』とのコラボレーションを中心にトラフィックが増加しました。月間のアクティブユーザー数(MAU、Monthly Active Users)は前年同期比で40%増加し、課金ユーザー(Paying user)も2倍以上に増えました。下半期にはランボルギーニコラボレーションを含むゲーム内アップデートで成長を加速する計画です。

モバイル版では、『PUBG MOBILE』と『BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA』(以下、『BGMI』)がローカライズされたコンテンツが常に好評を得ており、マネタイズモデルの強化によって顕著な成長を遂げています。
『PUBG MOBILEは、中東の人気俳優とのコラボレーションやプログレッシブなコスチュームスキンの導入により、トラフィックと売上に大きく貢献しています。
『BGMI』は、UCボーナスチャレンジや地元の人気クリケットチームとのコラボレーションを通じて新規ユーザーを獲得しています。

主な新作ラインナップ紹介

KRAFTONは、2つの主要な開発タイトルである『ダークアンドダーカーモバイル』、『inZOI』の年内でのリリースを目標にしています。両タイトルは今月末にドイツで開催される「Ggamescom2024」 に出展するKRAFTONブースにて展示され、欧米のユーザーの反応を確認する予定です。

脱出系ダンジョンRPGの『ダークアンドダーカーモバイル』は先日迄グローバルβテストを実施していました。今回のテスト結果を基にゲームの完成度をさらに高め、10月カナダ地域にてソフトローンチを、第4四半期にはグローバルローンチを予定しています。
『inZOI』は今年の早期アクセスを目指して開発に注力しており、欧米市場で既に人気を博しているライフシミュレーションジャンルで長期的に支持されるIPとして発展することを目指しています。

KRAFTONは、プラットフォームやジャンルの多様化を目指し、株式投資や新規IP発掘を加速しています。
2021年以降、北米圏14社、欧州圏8社を含む合計27社に投資しており、これらを通じて確保したゲームのジャンルはシューティング、RPG、シミュレーション等と拡大しています。また、8月には日本のゲーム開発会社「Tango Gameworks」の事業継承を発表しました。

インドとAIにおける主な新規事業

KRAFTONは『BGMI』を通じてインドで培った経験とノウハウをもとに、現地でのパブリッシング事業を本格的に展開しており、現地の様々な言語や文化に合わせたマーケティング活動やesports事業を通じて、現地ユーザーとの交流を広げています。

またAIの分野では、AIの研究開発能力に基づく新しいゲームプレイ体験の探求も続けています。
今年上半期には、KRAFTON傘下のクリエイティブスタジオ「ReLU Games」よりAIを活用した2つのゲームをリリースし、有名ストリーマーやユーザーから肯定的な反応を得ました。下半期にも強化学習や大規模言語モデル(LLM)を活用した新作をリリースし、ユーザーにユニークで楽しい体験を提供する予定です。

中長期的な方向性

KRAFTONは、オリジナルゲームやIPを発掘し、継続的な改善とコンテンツのアップデートを通じて着実に成長するサービスを作っていく予定です。また、“PUBG: BATTLEGROUNDS IP” のフランチャイズ事業を拡大し、自社開発、マイノリティ投資、M&A等の様々な方法で将来性の高いIPを発掘していく方針です。

▲表:KRAFTON連結財務諸表基準、2024年上半期営業(暫定)実績(単位:億ウォン)
半期実績
(2024年上半期)
前年同期の実績
(2023年上半期)
前年同期比増減率(%)
売上高 13,729 9,257 48.3%
営業利益 6,426 4,145 55.0%
当期純利益 6,900 3,957 74.4%


▲表:KRAFTON連結財務諸表基準、2024年第2四半期営業(暫定)実績(単位:億ウォン)
当期実績
(2024年第2四半期)
前四半期のパフォーマンス
(2024年第1四半期)
前四半期に対する増減率(%) 前年同期の実績
(2023年第2四半期)
前年同期比増減率(%)
売上高 7,070 6,659 6.2% 3,871 82.7%
営業利益 3,321 3,105 7.0% 1,315 152.6%
当期純利益 3,414 3,486 -2.1% 1,285 165.7%

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