The Farm 51は,「Chernobylite」の続編となる「Chernobylite 2: Exclusion Zone」開発を発表した。PCおよびコンシューマ機向けに,2025年内にリリースするとのことだ。



 2021年にリリースされたChernobyliteは,原発事故で立ち入り禁止区域になっているチョルノービリ(チェルノブイリ)に,恋人の幻影を探して入っていく主人公を描いた作品で,一人称視点で展開するサバイバルホラー要素の強いアクションRPGだった。

 その続編となる本作では,希少資源である「チェルノブライト」を求めて,パラレルワールドへと旅していく「planewalker(プレーンウォーカー)」となってプレイすることになる。


 プレイヤーは現実世界とパラレルワールドを往来しながら,基地を作ったり,武器などのアイテムをクラフトしたり,仲間と共に獲物を求めて冒険に出たりするという。

 公開されている映像や画像から三人称視点になっていることが分かる。その雰囲気は,“前作のゲーム世界感の中でプレイする「ウィッチャー」”といった印象だ。前作同様にフォトグラメトリ(3D写真測量)などのテクノロジーもふんだんに利用されている。


 また,「Planewalking(プレーンウォーキング)」というシステムが用意されており,チェルノブライトのパワーを利用して,さまざまなキャラクタービルドを瞬時に変更できる。ストーカー的な探索仕様から,アサルト兵やスナイパーなど事前に作っておいたクラスへ状況に応じて切り替えていく。

 チェルノブライトはパラレルワールドを大きく蝕んでおり,獰猛になったヒューマノイドや動物,昆虫系のクリーチャーだけでなく,クレーン車のような重機を思わせる巨大なモンスターたちとも対決しなければならないようだ。


 本作のストーリー展開は直線的ではなく,プレイ次第で変化していく。また,仲間とのオンライン協力ミッションもシングルプレイ用キャンペーンに組み込まれる形で物語が進行していくなど,前作とはさまざまな点が大きく変化している。

 公開されたSteamストアページの情報によると,インタフェースと字幕が日本語化されるようだ。気になる人はウィッシュリストに登録し,続報に注目しておこう。



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