石川製作所は8日、2025年3月期の連結純利益が前期比47%増の3億7000万円になりそうだと発表した。23年6月に防衛生産基盤強化法が成立したことから、主力の防衛機器部門の利益率が改善する。収益増を背景に期末配当10円を実施し、30年ぶりに復配する。売上高は18%増の160億円を見込む。

記者会見する石川製作所の小長谷育教社長(8日、金沢市)

同日発表した24年3月期の連結決算は純利益が前の期比51%増の2億5100万円だった。売上高は8%増の135億円。防衛機器のほか、韓国市場では紙工機械も好調だった。

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